小倉医師会 かかりつけ医認知症の会

認知症の検査について

かかりつけ医がしておくべき検査です。

もの忘れの検査

長谷川式簡易知能評価スケール(改訂版)HDS-R

かかりつけ医が簡便で確実に行えるテストです。30点満点で21点以上が正常、20点以下が認知症疑いです。重症度別平均点は非認知症:24.3点、軽度認知症:19.1点、中等度認知症:15.4点、やや高度認知症:10.7点、高度認知症:4.0点であるとされています。

■改定 長谷川式簡易知能評価スケール(PDF形式のファイルが開きます)

時計描出検査

紙と鉛筆を渡して時計の絵を描いてもらうテストです。
時計の輪郭、文字盤の数字、時・分の針で評価します。認知症だといずれかが正しく描けず、数字を要領よく書けなかったり10時10分の針を間違うことが多いようです。

■時計・立方体描出テスト(PDF形式のファイルが開きます)

透視立方体模写

透視立方体を見ながら模写してもらうことで視空間認識や構成行為などを評価できます。特に奥行きの部分に注目し3次元的に描けているか注目します。アルツハイマー型認知症よりレビー小体型認知症の方が上手に描けない傾向があるようです。

血液検査

認知症をきたす原因は60~80あるとされ、その中には治療可能な認知症や内臓疾患なども含まれています。血液検査を行いそのような疾患を鑑別します。

画像診断

頭部CT・MRI

治療可能な認知症の鑑別を行う上でも必ず行っておくべき検査です。詳しく調べる必要があればMRIですが、ほとんどの場合CTで十分です。