小倉医師会 かかりつけ医認知症の会

「小倉医師会かかりつけ医認知症の会」の設立目的

ご挨拶

「小倉医師会かかりつけ医認知症の会」の設立目的

北九州市は全国の政令指定都市の中でもっとも高齢者の割合(65歳以上)が多く、人口に対する割合は27.2%(小倉南北区25.2%)にのぼります。一方、2013年の厚労省の発表では高齢者の15%が認知症とされていますから、北九州市全体で約4万人(小倉南北区1.5万人)の方が認知症で、認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)の方は3.4万人(小倉南北区1.3万人)ということになります。

このようにもはや認知症はありふれた疾患で、専門医だけですべての患者さんを診療することは不可能ですし、患者さんや家族にとってはかかりつけ医の先生に相談できることができれば、それが一番安心かと思います。かかりつけ医に期待されている大きな役割の一つが基本的な認知症の知識をつけたうえで診断・初期治療を行い、いつでも家族の相談に乗ることができ、必要があれば介護サービスに繋げることです。実際、国(厚労省)もかかりつけ医向けの認知症研修会を行っていますが、それではとても十分とは言えません。

そこで小倉医師会は行政の協力も得て、かかりつけ医を対象とした実践的でより強化した認知症研修会を年3回開催するとともに、認知症に関する地域の資源や独自のツールなどの共有、さらに本人と家族ができるだけ長く安心して在宅で過ごすことができるよう医療・介護に携わる多職種協働を目的として2013年1月に「小倉医師会かかりつけ医認知症の会」を立ち上げました。